最新3Dプリンターで「シマバラン」がお店に!
街の笑顔をカタチにしたい
こんにちは、山之内時計眼鏡店です。 いつも当店を温かく見守っていただき、本当にありがとうございます。
私たちの街、島原にはみんなに愛される特別な存在がいます。そう、島原守護神「シマバラン」です!ふっくらとした愛らしい姿を見るだけで、なんだか心がホッと温かくなりますよね。

以前シマバランがお店に遊びに来てくれた時の様子です。この笑顔、この存在感!「この可愛らしさを、何か別の形でもお届けできないだろうか」「お店に飾って、訪れるお客様に癒やしを感じてもらいたい」……そんな想いが、今回のプロジェクトのきっかけでした。
時計や眼鏡の修理という「精密な仕事」を大切にしてきた当店ですが、実は最新のテクノロジーを使って「新しい喜び」を生み出すことにも挑戦しています。
最新技術に「愛着」を込めて
昨年、山之内時計眼鏡店には新しい仲間が加わりました。それが、FDM(熱溶解積層法)式の大型3Dプリンターです。これまではジュエリーなどの繊細なデザインが得意でしたが、この新しいプリンターは、より大きなものをダイナミックに、かつ精密に作り上げることができます。
まずは、シマバランの愛くるしいフォルムをデジタルデータにしていきます。

写真02にあるのが、3DCADでの設計画面です。シマバランのチャームポイントである、ぽっちゃりとしたお腹の曲線や、ちょこんと生えたツノ、そして手に持ったひょうたん。あらゆる角度からチェックして、どの方向から見ても「シマバランらしさ」が伝わるように丁寧にモデリングを行いました。
画面を飛び出し、現実の世界へ
デジタル上での形が決まったら、次は色や質感のシミュレーションです。

写真03のように、実際に立体になった時のバランスを確認します。シマバラン本体の清潔感のある白と、ひょうたんの鮮やかな黄色。このイメージを見ているだけで、「早く実物に会いたい!」というワクワクが止まりません。
そしていよいよ、大型3Dプリンターの出番です。高温で溶かした樹脂を、一層ずつ、大切に積み上げていきます。数時間、時には数十時間という長い時間をかけて、ゆっくりと、しかし確実に形になっていく様子は、まるで新しい命を育んでいるかのようです。
誕生!「手のひらのシマバラン」
そしてついに、その瞬間がやってきました。

写真04をご覧ください!プリンターのステージの上に、真っ白なシマバランが誕生しました。まだサポート材(製作中に倒れないための支え)がついた状態ですが、その愛らしさは隠しきれません。手に取ってみると、画面上で見ていた時よりもずっと温かみを感じ、ずっしりとした手応えに感動してしまいました。
このシマバランは、これからさらに丁寧に仕上げを行い、お店のディスプレイとして飾る予定です。
信頼をカタチにする、新しい挑戦
「時計屋さんが、なぜ3Dプリンターなの?」と思われるかもしれません。 でも、私たちにとっては同じ「ものづくり」であり、「お客様の大切なものを守り、喜んでいただくための技術」なのです。
精密な時計の修理で培った「正確さ」と、最新の3Dテクノロジーによる「自由な発想」。この二つが組み合わさることで、オーダーメイドジュエリーや、こうした街のマスコット製作など、新しい幸せの形をご提案できるようになりました。
「任せて安心」と言っていただける確かな技術を持ち続けること。 そして、常に新しいことに挑戦し、皆様に「完成が楽しみ!」と言っていただけるような店であり続けること。
シマバランの製作を通じて、改めてそんな決意を強くしました。 お店の入り口で、この真っ白で可愛いシマバランが皆様をお迎えする日を、どうぞ楽しみにしていてくださいね。
皆様のご来店を、心よりお待ちしております。


